弊社では紅麹(ベニコウジ)を一切使用しておりません

■紅麹(ベニコウジ)はカビの一種で、酵母(コウボ)とは違います
何人かのお客様から、「紅麹と酵母は違うのですか」というお問い合わせをいただきましたので、この機会に少し説明させていただきます。
 
■紅麹(ベニコウジ)について
紅麹はカビの一種で、モナスカス属に分類されます。カビ自体は食材にはなりませんが、紅麹は赤い色素を産生するので、赤い着色料として使われてきました。また、モナコリンK(ロバスタチン)という物質をつくります。コレステロールは、食事で摂取する量の3~5倍が肝臓でつくられていますが、このモナコリンKは、肝臓でコレステロールがつくられるのを防ぐ働きがあります。
 
・紅麹(ベニコウジ)は日本人にお馴染みの麹(コウジ)とも異なる
さらに、日本酒や醤油、味噌、甘酒などに使われる、日本人にお馴染みの麹(コウジ)は、アスペルギルス属に分類される別のカビで、アスペルギルス・オリゼーといい、紅麹とはまったく異なります。
 
・弊社では、紅麹も麹も一切使用しておりません。
 
■酵母(コウボ)について
フードネイチャーで使用している酵母は、サッカロミセス・セレビシエという種類です。酵母が、ビールづくりに使われればビール酵母、パンづくりに使われればパン酵母と呼ばれます。
酵母にはビタミン、ミネラル、アミノ酸など、人間が必要とする栄養が豊富なので食材とされています。
 
※このように紅麹と麹、酵母は、それぞれ全く異なるものです。
 
ご参考になさってください。